人の悪口を言わない

一言で言うと、とてもシンプルな言葉です。
一言で済む・・・・・・のですが、この言葉って、本当は物凄く物凄～く難しいことだと思います。

…なんか、かつての自分との比較ばかりになるな。
でも、ある意味今面白い気分です。
あいまいな部分がつながると、こうも清々しくなれるんだな…過去を振り返ると落ち込むけど。


まだ、光一さんを『キンキ』ではなく『ソロ・堂本光一』として見始めて日が浅いんですが、素直に思うこと。


堂本光一って、凄すぎる！！！！！！

人間が本来持っているドロドロとした黒い部分が、この方からは本当に感じられない…。
庶民的な面もありながら、纏う空気は澄み切っているように思います。

なんでこの方は、ここまで綺麗な心を持っているんだろう…。
知れば知るほど切なくなります。
拓郎さんが『菩薩のよう』と言った意味が今やっと分かる気がします。
簡単なことじゃない、誰にでも言えることじゃない、光一さんだから言えること。


「外見」や「イメージ」、「グループ」、ましてや「隣の言葉」「同人」だけに捕らわれていた頃の私は、結局分かっていなかった。
光一さんは確かに…確かに麗しく素敵な外見だけど、最も凄いのは内面であり、その真摯な人柄が外見の美しさを際立たせているんです。


それに気づかせてくれたきっかけが、まさかの相方だったってのが泣ける所ですが。

本当に…どうして、たった一人しかいない大切なグループの一員をここまで長期にわたって『利用』して『落とし込もう』とするんだよ、汚い。


今思うと、KinKiはある意味奇跡だと思う・・・今まで続けてこれているのが。


『堂本光一』だから、つ・・・隣の人が、自分の悪口を言っても、意地悪く仲間外れにしても、セコイ根回しで嫌がらせしても、あることないこと（というか殆ど無いこと無いこと）を人に吹きこんでも、それを取材とかで世に流しても、変わらずグループとしてやっていけるんだと分かりました。

（…ホント、知れば知るほど嫌いになっていく…なんで私はこの人が心から光一さんを愛している（…）なんて思ってたんだろう。）


ありえないたとえだけど、もし私が二人組を組んだ相方が隣の人みたいな方だったら…耐えられないよ。
少なくとも私だったら、自分の居ない所で、同僚が自分について嘘の悪口を人に吹き込んでいたら、それだけで冷めてしまう。


まだ浅知恵だけど、あれだけ理不尽な扱いをそれこそ何度も何度も受けてて（表面に出てこない所でもまだまだいっぱいありますよね）、それなのにそれについて責めることもなく、周りや隣を思いやって空気を読んで、お客や番組の望む方向へと自分を動かしていく光一さんを知ってしまった。

そこに辿り着いてしまったら、もう・・・KinKiKidsとしての二人を応援したいとは思えなくなってしまった。
これだけ光一さんをいろいろな意味で傷付けて、しかもこれからも変わることのないであろうグループに、明るい未来を望みたくない。


つか、ここまで健気に地道に歩んできた光一さんが、グループに居る限り報われないってどういうことですか！！
悲しすぎる…誰よりもグループを支えて、光の当たらない場所でも身を削ってグループを良くしようとしていた光一さんが、結局貧乏くじを引いているみたいで、ひたすら腹立たしいです。



辛いであろう時でも「辛くない」と、その空気を見せようとしない。
「裏方」にも文句ひとつ言わず、むしろ楽しんで行う。
媚を売るのでない、まっすぐな姿勢。

どれか一つとっても「尊敬」に値するというのに。

自ら言うのではない、周りの人から言われる
「光一君は人の悪口を言わない」
と言う言葉ほど、信用性のある言葉ってない！！


改めて今、光一さんが「悪口を言わない」ことの凄さが分かったしだいでございます。



・・・光一さん、大好きだ！！！！




（でも、この健気な姿勢が、早く報われてほしいと思う。
いろんな人に知ってほしい、光一さんってこんなに凄い人だって。
気付く人が居れば、それこそ一生気付かない人だって居るだろうけど…私は、いっそグループがひっくり返るくらい、光一さん個人が支持されればいいと思う。
というか支持されるべきなんだと思う。僕は思う。）